駄文移行2006/04/15

無料で広告も入らないってことで、使ってるプロバのアサブロにしてみたんですが、イマイチ使いづらいけど、使いやすいとこもあったりと、中途半端。一番不満なのは、テンプレが異様に少ない上、センスもへったくれもあったもんじゃないこと。まぁCSSいじれるから、ようやく今の状態くらいにしましたよ。CSSも長くてわけわかめだから、あまり変なとこいじれないしね。テンプレが豊富なら、何も自分でデザイン考えることないんだけどなぁ…。まぁ無料で広告ないんだからそのくらい我慢しよう。いい素材サイトがあったので、付け焼き刃ではあるけど結構うまくまとまったと思う。

後は、この世界は~が今ピンクでまとめてあるので、こちらも青で統一するか。デフォルトに戻せば青なんだけどね(´・ω・`) それじゃあまりに寂しいし。てか、このダイアリーノート、目立った広告も入らないし、内部での馴れ合いと外部との接触両方できるのはいいんだけど、アサブロよりずっとデザインができないのよね。変えれるのは色とトップの上にあるちっこい画像だけで、背景もないしテンプレもないというお粗末さ。まぁブログというより、日記CGIの延長みたいなもんだと思えば、それも我慢できるかな。何より気軽にできるのがいいね。
推理汁のあるドリコムはその点、テンプレたくさんあるし容量も大きいけど、カスタマイズの自由がきかなかったり、ブログペットが日記書いてくれなかったりと、不満がないこともない。大手なんだからもうちょいしっかりやってくれって感じかなぁ。

あー(´ρ`) リンク整理しようと思ったんだけど、面倒だからほとんどそのままだわさ。アニキのHPとか、あるの?て感じだし。ぷっちんのは一応おさえてるけど止まってるしなぁ(´・ω・`)

今発覚したけど、何故か左フレームのHomeのボタンを押すと、画面は一応表示されるんだけど、何かしらずっと読み込もうとしてるなぁ。なんなんだこれ。変なモノとか一切入れてないんだけどなぁ。

うーん…まとまらない文章だなぁ………

やっぱり新喜劇2006/04/22

以前もアバウトに書いたけれど、最近吉本新喜劇が面白くてたまらない。広島では昔っからずーっと、土曜日の午後から新喜劇の番組があるのだが、子供の頃ちょっと見てたりはしたけど、その頃はどうもあまり面白くなくって見続けることはなかった。いつも同じ人が同じように出てきて周りの人がずっこける…という、いわゆるコテコテというやつが性に合わなかったのだ。
だけど、最近の新喜劇はそういうベタな展開ばっかりじゃなく、若い世代にも受け入れられるようなお笑いも提供してきているような気がする。ずっと見続けていたわけじゃないから、はっきりしたことは言えないんだけど、もちろん、いつも同じ人が同じように出てきて周りの人がずっこけるという黄金パターンはあるんだけど、それは大抵どちらかというと50歳前後以上の古い世代の役者さんしかやってなくて、30代前後の若い役者さんは、挨拶で笑いを取ることはあまりない。パターンはあるんだけど、ただ言葉や言い回しが面白いというんじゃなくって、不条理だったり言ってることの中身が面白かったり、内容で勝負してきている感じ。有名所で言うと、島木譲二のパチパチパンチや間勘平(この人もう新喜劇の座員ではないみたいだけど)のかい~のに代表されるような、関西で言う「ギャグ」もあまり全面に出ていなくって、そういう人が出ればやるけど、出なければまったくない回もある。まぁ大抵大御所みたいな年寄り俳優は毎回出てるから、ギャグがない回ってのもあまりなさそうではあるんだけどね。
ちなみに今の座長は3人いて、石田靖、内場勝則、辻本茂雄という、30代後半から40代前半という若さ。ちなみにどの座長も、自前のギャグは持っていない。この抜擢は恐らく、コテコテのファンだけでなく、新しいファン層を開発しようという、意気込みの現れではないだろうか。またやはり、この3人はずば抜けて面白い。特に、ツッコミ系の石田、ボケ系の内場に比べ、ボケ・ツッコミともこなす辻本の面白さは、個人的に一番好きである。
個々の俳優さんたちに目を向けると、不細工の代表・浅香あき恵、この人、特に不細工じゃなく、どこにでもいるオバサンなので、何故不細工を演じているのかよくわからないw 多分他にはデブ系以外あまり不細工な人がいないからだとは思うが、いつも出るたびに理不尽に感じるが、楽しいからかまわない。それから全身緑で決めた中條健一のファッションコントも楽しい。体つきも細長くてバッタみたいなところがまた堪らない。また、安尾信乃助が出てくる時の「です」「ですか?」の取り違えのギャグも、わかってるんだけどつい笑ってしまう。小籔千豊の生まれたての子鹿も好きなんだけど、最近あまりやらないな。長い手足を生かした動きが好きなんだけどなぁ。あまり目立たないけど比較的新しい人の中では、JAC出身という平山昌雄もわりと期待している。こないだの辻本との掛け合いは最高だった。
また座員の他にも、吉本つながりで出てくる人もいる。今日見たやつは、Mr.オクレがあろうことかヤクザの親分役で出ていた。すぐに何でも納得了解しちゃう物分かりのいい親分だったw 他にも、レイザーラモンHGが、例のスタイルで出てくることもあるのでファンは必見。今のスタイルが定着する前は、普通の格好で出てきたりもしてたのだが、最近はずっとHGファッション。普通の格好もまた見てみたいものである。
新喜劇を見てて、ついお江戸でござるを思い出した。舞台の喜劇という点では同じ、年増の女優さんがプライドかなぐり捨ててるとこも同じなんだけど、やっぱり新喜劇のが、生まれながらに喜劇俳優やってるって感じで、プロ意識を感じる。あちらはNHKということで、学術的なところもあったけど、新喜劇ではもちろんそれは皆無。それだけ笑いに徹することができるってわけだけど。というわけで、関西系の方はもちろん、関西系のコテコテが苦手…と言う人も、騙されたと思って一度見てみてはいかがだろうか。

『マチベン』感想文2006/04/25

かっこいい女、かわいい男

世は弁護士ブーム。バラエティや報道、ワイドショーなんかの番組には、有名弁護士がゲストやレギュラーで出演し、この4月からは民放NHKを含め、弁護士を題材にしたドラマが3本も始まった。前から法廷物はわりと好きで、推理あるなしに関わらず好んで見ることが多かったが、今回興味がわいたのは、NHKの「マチベン」とTBS系の「弁護士のクズ」。 アサヒ系の「七人の女弁護士」は、7人もの美人(ひとり美人とは言えないのがいるが)弁護士という設定がまず明らかに嘘くさいので最初からあまり興味はなかった。ところが、「弁護士のクズ」は裏番組で「きよしとこの夜」があるので視聴を断念。 主演豊川悦司ということで、結構見たかったんだけど、今更ビデオテープに録画する気にはなれなかったので断念した。HDD録画に慣れちゃうとマズいね…。ちなみにもちろん「きよしとこの夜」はHDD録画している。こちらはトーンダウンしちゃってちと悲しいのだけれどTT
さて、残ったのは「マチベン」。江角マキコ主演、井上由美子脚本の、マチベン=町の弁護士、つまり紹介者不要、手付金なしの成功報酬しかもらわないという、一般庶民にとって一番身近な弁護士を扱ったドラマである。井上由美子を調べてみたところ、何とあの松嶋菜奈子を世に送り出した、朝の連続テレビドラマ「ひまわり」でも、弁護士を扱ったドラマを手がけているみたいね。今回のドラマは、あの江角が颯爽と、キレのいいBGMに乗って、依頼者や同僚達と信念を戦わせながら、真実を探っていく、見ていて非常に爽快感のあるドラマとなっている。特に江角が素晴らしい。リアルの江角はバツイチで、今は2人目の夫との間に1人の子供がいるようだが、このマチベンでは、結婚しない女の理想的な女性像として描かれている。ドラマ自体は弁護士事務所と法廷、そして事件に関係する現場くらいしか出て来ないのだが、確か第1話で私は結婚もしてないし子供もいないと言っていたので、ずっと独身という設定なのだろう。 さすがの江角も40の峠を超え、美貌にはいささか陰りがあるが、そのキレはまだ失われていない。というか、正直彼女の顔の造作を美しいと思ったことはない。整ってはいるが、美人とは思わない。ましてや可愛いとも思わない。彼女の顔だちには華がないのだ。彼女から感じられるのは、花の微妙な色合いや曲線が描き出す美しさではなく、シンプルでスタイリッシュでクリーンな、まるでエアコンの効いた都会の新しいオフィスビルのようなキレイさなのだ。そのキレイな顔立ちと、今回の主役の勝気に真実を求め、信念を貫くという性格設定があいまって、今回の江角はかなりかっこいい。
女性をかっこいいと思えるのは、男をかわいいと思えるよりずっと稀である。どんなキャリアウーマンでも、大抵ドロドロとした私生活を抱えているもの。結婚していれば家族が重荷としてのしかかるし、独身なら男に翻弄されていたり、逆に男に相手にされないと寂しさを感じたりとか、特に独身女性への世間の風当たりは、独身男性よりずっと強い。「いきおくれ」「いかずごけ」という言葉は、女には使うけど男には使わないよね。男で独身の場合、なんていうんだろうか。ま、ともかく、このドラマの江角には、そういったどろどろした部分が微塵も感じられないのだ。肩で風を切って刑務所の高い塀を横に足早に歩く彼女は、まさにあえて結婚という選択肢を選ばなかった女性の象徴的な姿だ。唯一彼女が女性であると示しているセミロングの髪が、なびいたり頬にかかったりする様は、まるで戦いに赴く女神のようである。
それから、彼女に憧れて、有名弁護士事務所を退職してまで、彼女の所属する弱小事務所にやってきた弁護士を、最近では「新選組!」の土方歳三役で大好評を博した山本耕治が演じている。ハーバード大卒のエリートコースを進む弁護士だったが、ある事件をきっかけに彼女と知り合い、彼女の熱意や事件に対する姿勢に感銘を受け、自分の進む道に疑問を抱き、マチベンの扉をたたいたというわけ。彼女の一回りも年下である。こちらは、何の不自由もなく育った才能のあるイケメン男性が、自分の人生の中にはなかった何か熱いモノに出会ったのをきっかけに、自分の人生の転機を向かえるという感じだが、これがかわいいよね。蝶よ花よと育てられた箱入り娘の男性版のような人物が、器用に生きる道を捨て、ようやく自我に目覚め始めたという感じ。彼にも信念がないわけではないが、何かこう、人生経験に裏打ちされていない、嘘くさいものを感じてしまうのだが、これが一体彼女と知り合いマチベンを体験していくことにより、どう変化していくのか見物である。
このドラマ、6回シリーズですでに3回放映を終えているが、今までのところすべて単発の事件物だったので、これから見ても充分わかるだろう。ただ、番組のオープニングに、主人公の彼女自身が被告として法廷に立っているところや、彼女が検事だった時代に刑務所に送ったと見られる竜雷太演じる老人と接見し、彼女が彼に「本当のことを話して下さい」と言っているシーンがあったりして、底には1本の連続ドラマが隠されている感じがするが、まだそのくらいしかわかっていない。ともかくマチベンは、この春に始まった弁護士ドラマの中でもイチオシである。独身女性にはぜひ見てほしい。

『容疑者 室井慎次』感想文2006/04/28

踊るシリーズのスピンオフ
容疑者室井慎次と聞いて、よくある警察官が無実の罪で捕まる話かと思ったら、そうじゃなかった。でもやっぱり、拘留されたり警察手帳を剥奪されたりして、今回の室井さんはあまりかっこよくなかった。しかも、過去の女性関係まで話は及び、彼自身による暴露シーンもあったりして、もうダラダラですね、彼。最初踊るに登場した時のような、氷のように冷たく尖った室井さんが好きだったのになぁ。青島と接する度にどんどん溶けちゃって…。もう今尖ってるのは見た目だけだよねぇ。
確か踊るの最初のドラマシリーズが放映されたのが1997年だから、今年10年目。来年で満10周年を向かえるのかな。役者さんたちも年とって当たり前ですよね…。チョーさんなんかは亡くなってしまったし。・゚・(ノД`)・゚・。 本編のヒロインたちもかなり薹が立ってきて、アップが見づらくなってきたけれど、スピンオフに当たるこの映画では、新しく田中麗奈をヒロイン役として配置。役柄は室井の弁護士。また熟女ヒロインとして、レインボーブリッジの時の真矢みきが再登場。今度はうってかわってしおらしく健気な演技を見せてくれる。最後に矢嶋智人演じる悪役弁護士を「ぼうや」と呼ぶところは、胸がすかっとするね! また古くから室井の相方?としてぶつかったりかばったりしあってきた筧利夫演じる新城も、今回はかなーり重要な役所で出ている。彼は上昇志向、官僚意識から抜け出してはいないが、かなり室井には肩入れしている模様。どうにも、青島に関わってしまった官僚は、骨抜きにされてしまうものなのだろうか…。本編ファンのため、スリアミもちょこっとだけゲスト出演しているのも見逃せない。ほんのちょっとだけど、相変わらず署長、いい味出してるわw それから話でしか出て来ないが、とうとう真下と雪乃がケコーンするんだね!(・∀・) まぁ交渉人の時にかなりいい雰囲気になってたからなぁ。和久さんもまだちゃんとやってるみたいなセリフには、さすがにちょっと虚しくなったけど。

テーマは「1つしか与えられない勇気」
さて、話としては、結局はあれ、犯人の父親が有力者で、それが悪徳弁護士を金で雇って室井達の邪魔をしてたってことですかね。話が警視庁警察庁幹部の権力争いみたいなのに発展して、大がかりになっちゃってましたけど。このシリーズ通して言えることだけど、犯罪者のグラウンドストーリーてのはほとんどないのね。まぁテーマが違うからだろうとは思うけど…やっぱりそのへんにちょっと物足りなさを感じてしまうね。いつも言ってることだけど。
また今回は弁護士ブームの最中に上映されただけあって、弁護士が幅を効かせているのも特徴。さすがに矢嶋が演じてたような弁護士はいなさそうだけど、田中麗奈が所属してた弁護士あたりはどこにでもいそうな感じ。信念を持って権力と戦った結果、勇気を失ってしまった老弁護士を、柄本明が好演している。警視庁、警察庁、公安、その上未知の勢力まで絡み合い、1つの殺人事件とそれに関係する交通事故で、醜い権力争いを繰り広げ、最後には馴れ合いで終わる官僚やその下僕達を尻目に、柄本演じる疲れた老弁護士が「真の権威とは、勇気を持った者にだけ与えられる」と言ったのは、実に象徴的だった。恐らくこのセリフが、この映画のテーマではなかっただろうか。
最後まで勇気を失わなかった室井とその若き女性弁護士。彼らは勇気を持って信念を貫き通した結果、彼ら自身には何ら報われることもなく、室井に至っては結局左遷されたので、事件が起きる前より悪くなっているわけだが、それでも室井失職、弁護士は資格剥奪という憂き目は何とか避けているし、何より彼らが追い求めた真実が日の目を見たという功績は大きい。また彼らのように、信念という正義を心の太陽として持っている人々には、現場の刑事や同僚などに、少なからず影響を与えている。室井を辞めさせないでくれと、新城に懇願した、哀川翔演じる新宿署の刑事部長しかり、一時は室井を辞めさせる決意をしたが結局踏みとどまった新城しかり、室井の名誉回復のため、あれこれ調査し根回ししたりした真矢みき演じる沖田しかり。心に信念を持って、それに逆らわないで生きる勇気がある人は、誰に何を言わなくても、他者を従えることができる。ああ、それが真の権威なのか。
さて、室井はこの後、新城の温情により、広島県警に所属することになる。広島県民の私にとっては、室井キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!な状態。実は広島では数年前、県警の本部長の交代だったかをきっかけに、大規模な暴走族(今風に言うと珍走族?)の取り締まりがあって、かなりの効果を挙げたと聞いている。このへんを映画にも耐え得るくらいに脚色して、また室井主人公で映画作ってほしいなぁなんて思ったり…。さ、さすがにもう無理ですよね、これ以上のスピンオフは…。

と思ったら、またやんの?
何とまたスピンオフあるらしい…。今度は『弁護士灰島秀樹』だって。今回悪徳弁護士として出た矢嶋智人演じる弁護士が主役ですよ>< 今までずっと警察官が主役だったのに、弁護士ブームに則って、初めて民間人が主役か…。もう踊るとは言えないかもなぁ(´ー`) しかもあのクセのある弁護士が主役ときては…どうもダークでダーティな映画になりそうなコカン………。